パワーアップ答練について②
計算の学習時間はこれからの時期どんどん減ると思います。
しかし、質を維持して時間を減らすというのは結構難易度高めです。
パワーアップ答練をうまく活用することで実力維持しつつ時間短縮を図ることができると思います。そこで参考として私の使い方を具体的に紹介します。
私のパワーアップ答練の使い方(あくまで参考)
・背表紙裁断する(できない論点だけまとめるため)
・初見でできた問題は解かない(ただしポイントアップや過去問でミスしたら見直す)
・解けるようになったかどうかの判断は、2週間後に解けるかどうかで判断する。
・1回転目はミスしても気にしない(解ける問題と解けない問題を区別するイメージ)
・日付となぜミスしたかを一言でノートに簡潔にまとめる。(毎日見る)
以上、このような使い方をしていましたが、115問全てをこの方法でやることは、あまり現実的ではないです。私も4分の1の問題は最初から切っていました。
(ただし、パワーアップ答練で切ったという話であってポイントアップ答練や過去問で出たものは解いた論点もあります。)
それでは、私が一切解かなかった問題を参考として挙げてみます。
パワーアップ答練①
・退職給付制度の終了
パワーアップ答練②
・税効果(出てもできない場合が多い)
・四半期(理論対策のみでOK)
・会計上の変更及び誤謬の訂正(ポイントアップや過去問で十分な演習量がある+理論問題として重要な論点)
パワーアップ答練③
・成果連結の応用(出ても解けないから)
・間接所有の子会社(出題実績ないから)
・個別、連結CF(ポイントアップ答練や過去問で十分な演習量あるから)
パワーアップ答練④
・セグメント情報(出題実績少ない)
・逆取得(マイナー論点)
パワーアップ答練⑤
・委託販売(出題可能性低い)
・税金関連(まず出ない)
パワーアップ答練⑥
・本支店会計(過去問やポイントアップ答練で十分な演習量があるから)
・製造業会計、本社工場会計、一株当たりの当期純利益(出題可能性が低いから)
以上です。
実際解くと決めた論点の中で本番1週間前までにできない問題は5問くらいあったのですが、どうせ本番で出てもできないと思い、それは切りました。
できそうな論点をいかにできる論点にするかが割と大切です。ただし、論点ごとに問題演習量が大切な論点(短答プロパーや連結等)や理論的な理解が大切な論点(企結やリース等)が異なるので見極めが必要ですが、いずれにせよ問題量をこなすという作業は必要だと思います。
補足
特商は私はやりましたが切ってもいいと思います。解くとしても優先順位は低めでいいと思います。