ポイントアップ答練について
LECの短答対策の答練です。この答練の位置づけとしては知識確認や本番の感覚を養うこと等ですが、
私は復習用教材として主に利用していました。
さらに復習していた教科は企業法と財務会計論のみで、あとは解き捨てていました。
ポイントアップ答練の管理監査を解き捨てた理由としては、
・得点戦略が企業財務8割以上、管理監査は6割前後だから(おそらくこれが王道)
・論文式試験対策も同時並行で行うため(5→8狙うため)
・管理監査のポイントアップ答練の難易度が高い(復習に時間がかかる)
・管理監査は1問1答や問題集で十分な演習量があるから(消化不良を防止)
・実践経験なら過去問で十分養える(また過去問は本試験にでたら合格する受験生は必ず取ってくる)
・管理監査は本試験の難易度のブレが大きい科目だから(対策がしにくい)
が挙げられます。
実際、管理監査を解き捨てる理由としては短答式の得点戦略による所が大きいです。
企業法は財務が完成(7割以上取れる)していればポイントアップ答練は1か月前にまとめて解いても余裕で間に合います。
また管理監査はポイントアップ答練の代わりに過去問を解いても十分6割前後は狙えます。しかも過去問の方が圧倒的簡単です。
やはりこの試験は財務が200点満点であり、一番比率が大きく重要です。
また本番で財務160点取れて不合格になった人を私は見聞きしたことがありません。
逆に財務以外7割超えて落ちた人は私の周りにも結構います。
確かに全科目7割以上の得点を目指すのであれば全科目のポイントアップ答練の復習は必要です。
でもそれはかなり負担が大きいです。
時間との兼ね合いもあると思いますが、短答が財務ゲーである以上は、まずは財務を安定して7割以上取れるまでは他の科目のポイントアップ答練は解き捨ててでもいいとおもいます。
最後にひとつ注意点としては今回の記事はあくまで私に当てはめた場合です。
つまり目指すべきところは財務は7割以上がMUSTという点は変わりませんが、他の科目は得意なものから潰していくといいと思います。
得意科目であれば復習に時間をかけずに点数を伸ばしていけるはずなので、費用対効果はいいと思います。
私は財務以外で点数を安定して見込める科目かつ復習しやすい科目が企業>監査>管理という順番だったため結果的このような戦略となりました。
もし管理が得意であれば復習にも時間がかからないと思いますので、ポイントアップ答練を回すのもありです。
あくまでも個人の得点戦略で回すべき教材も変わってくると思いますので気をつけて読んでください。
以上です。
補足
他校の模試を解くべきか悩むと思いますが、私は解きませんでした。正直どちらでもいいと思いますが他校の模試の結果に一喜一憂するのであればそんな無駄な時間はないので解かない方がいいです。短答4科目についてLECの教材は最強ですので、自信を持って教材を回しまくってください。
し~ゆ~